ラウンドワンプロショップ閉鎖の真相!ドリル料金と在籍店舗を徹底検証
全国でアミューズメント複合施設を展開し、国内ボウリング業界を牽引し続けるラウンドワン。しかしボウリングフロアの一角にある「プロショップ」を巡っては、愛好者やマイボールを検討するファンの間で「近隣店舗のショップが閉鎖されていた」「ドリラーが常駐していない」といった困惑の声が広がっています。
アミューズメント志向のライト層から本格的な競技ボウラーまでが集う現場で、いま何が起きているのでしょうか。2026年現在の営業体制、気になる持ち込みドリルの工賃体系、プロボウラーの在籍実態まで、一次情報と現地取材データを基にその深層を解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「全国的な全面閉鎖」は事実無根。実際は採算性と専任技術者の配置を見直した「拠点店舗への集約化」が真相です。
- 要点2:自店購入ボールは初回ドリル(1ヶ月以内)が無料となる一方、他店からの持ち込みドリルは店舗ごとの受入体制や割高な工賃設定に留意が必要です。
- 要点3:専属プロボウラーが常駐する店舗はごく一部に限定されており、穴あけや詳細なメジャーリングには事前予約と出勤スケジュールの確認が必須です。
【真相解明】ラウンドワンのプロショップは現在どうなっている?閉鎖の噂と実態
「ボウリング場に行ったらプロショップのシャッターが閉まったままだった」「用品コーナーが縮小されていた」という目撃談が、SNSやボウリングコミュニティで相次いで投稿されています。こうした体験談から「ラウンドワンのプロショップは全店閉鎖されたのではないか」という憶測が飛び交う事態となりました。しかし、取材と公式情報の精査によって浮かび上がったのは、全面撤退ではなく「戦略的集約」という事業構造の再編です。
かつて多くの店舗に設けられていたプロショップですが、ボウリング業界全体の環境変化や専門技術を持つスタッフの不足により、すべての店舗で専任ドリラーを維持することが困難になりました。その結果、ラウンドワンは限られた人的資源と機材を地域の中核店舗(フラッグシップ店)へ集中させる方針へと舵を切りました。地方店舗や中規模店舗では専用カウンターを閉じ、フロントでの簡易用品販売のみに縮小したケースが多く、これが「閉鎖された」という噂の引き金となっています。
現在、本格的なプロショップ機能を維持しているのは、南砂店(東京都)や上尾店(埼玉県)をはじめとする一部の大型拠点店舗です。これらの拠点では充実した在庫と専用マシンを備え、現在もボウラーのニーズに応え続けています。

【2026年最新】ドリル料金と持ち込み工賃のリアル|購入ボールとの明確な差
プロショップを利用する上で最も関心が高いのが、指穴を開ける「ドリル工賃」のシステムです。ラウンドワンでは、ショップ内や公式キャンペーンで購入したボールと、他店やネット通販から持ち込んだボールとで、明確な価格格差と受け入れ基準が設けられています。
公式サービス規約およびボウラーズクラブの規定によると、「当店購入ボールの初回ドリルは無料」と定められています。ただしこれには厳密な条件があり、ボール購入から1ヶ月以内の初回加工に限定されます。レシートや購入証明の提示が求められるため、購入後に放置して期間を過ぎてしまうと有料扱いになる点には細心の注意を払いましょう。
一方、他店で購入したボールを持ち込んでドリルを依頼する場合(持ち込みドリル)、工賃は大きく跳ね上がります。一般的な相場として指穴3箇所で4,000円〜7,000円前後の作業工賃が発生し、中古ボールの穴を埋めて開け直す「プラグ加工」が加わると、1箇所あたり1,500円〜2,500円前後の追加費用が必要です。さらに、店舗によっては「他店購入ボールの持ち込みは完全予約制」、あるいは「機材トラブルや破損補償の観点から持ち込みドリルを休止中」としている拠点も存在します。持ち込みを検討する際は、必ず訪問予定店舗へ直接電話で受け入れ可否と見積もりを確認することがトラブル防止の鉄則です。
【データ徹底比較】ボウリング用品価格と工賃・サービススペック一覧
ラウンドワンのプロショップにおける各種サービス工賃と用品価格を、一般のプロボウリング専門店と比較整理しました。自社会員制度「ラウンドワンボウラーズクラブ」を活用することで、消耗品やパーツ類を非常にリーズナブルに入手できる強みが見て取れます。
| サービス・用品項目 | ラウンドワン店頭(会員/一般) | 専門店・一般的な市場相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 自店購入ボールのドリル工賃 | 初回無料(購入1ヶ月以内) | 無料〜3,300円前後 | 新規購入時のコストパフォーマンスは業界最高水準。 |
| 持ち込みボールのドリル工賃 | 約4,400円〜7,700円(要事前確認) | 4,000円〜6,000円前後 | 割高設定。専門店の方がメジャーシート対応等で手厚い場合も。 |
| マイボールキャンペーン価格 | 約2,500円〜3,500円(ドリル込) | 入門セットで8,000円〜15,000円 | 初心者の入門用としては圧倒的な破格設定。 |
| アクセサリー(ベルト類等) | アタッチベルト110円 / ショルダー165円 | 300円〜600円前後 | 備品消耗品は定価・会員価格ともに極めて安価に供給。 |
| 価格対抗制度(他店対抗) | 他店チラシ提示で値引き相談可 | 原則として各店固定価格 | 公式に他店価格対抗を明記しており、大型量販的な強みを発揮。 |
特筆すべきは、ラウンドワンが掲げる「他店より高ければチラシ持参で相談に応じる」という価格保証姿勢です。ボウラーズクラブ会員向けの特別割引と併用することで、量販系ボールや小物類を他店よりも有利に購入できる仕組みが整えられています。

【店舗ネットワーク】全国のプロショップ展開とプロボウラー在籍店舗の現状
ボウラーにとって最も頼りになる存在が、公認資格を持つプロボウラーです。しかし「ラウンドワンに行けば必ずプロがいる」と思い込んで足を運ぶと、思わぬ肩透かしを食らうことになります。
現在、プロボウラーが所属している店舗であっても、「常駐勤務」ではないケースが標準となっています。例えば、プロショップ営業を行っている上尾店(埼玉県)の公式インフォメーションには「営業時間:12:00〜21:00 定休日:未定(ショップ内予定表を参照)」「半井プロは常駐しておりません」と明記されています。専属契約プロであっても、公式トーナメントへの参戦、他店でのチャレンジマッチ、インストラクター業務などで全国を飛び回っているため、ショップカウンターに立つ日時は月に数日程度に限られるのが実情です。
プロショップで指穴を開ける所要時間は、メジャーリング(手の計測)から加工完了まで通常30分〜1時間程度ですが、これはドリラーが待機している場合の話です。担当者が不在の曜日に訪れた場合、ボールを数日間預けて後日受け取るか、別日への再来店を余儀なくされます。確実にプロや専門技術者に相談したい場合は、店舗に掲示される「プロショップ月間カレンダー」を確認し、事前の電話予約を済ませておくことが欠かせません。
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えた穴あけの評判
ラウンドワンの穴あけサービスに対するユーザーの評価は、利用者の熟練度や目的によって鮮明なコントラストを描いています。ネット上の掲示板やSNS、知恵袋などに寄せられた膨大な利用者の声を取材班が分析したところ、評価の分岐点がはっきりと見えてきました。
初めてマイボールを手にしたライトユーザー層からは、概ね高い満足度が寄せられています。
「マイボールキャンペーンのボールを作ったが、ハウスボールとは比べ物にならないくらい投げやすくなった」「店員さんが親切に手のサイズを測ってくれて、1時間足らずで仕上がった」という声が多く、敷居の高さを感じさせないフレンドリーな接客対応が好評を博しています。
その一方で、アベレージ190以上を目指す中・上級者やリーグ戦常連ボウラーからは、シビアな指摘も散見されます。
「店舗や担当スタッフによってドリルピッチの微調整や仕上げの丁寧さにバラつきがある」「指穴の抜け感を細かく詰めたいとき、専任プロが不在だと相談が深まらない」といった技術的クオリティへの懸念です。ラウンドワンのスタッフには専任ドリラーだけでなく、社内研修を受けたボウリング担当社員も含まれており、競技志向の緻密な要望に対しては、ボウリング専門店専属のベテランドリラーとの間で経験値の差が浮き彫りになる場面があるようです。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|レジャー産業構造から読み解く背景
なぜラウンドワンのプロショップは縮小・集約され、ネット上で誤解を生みやすくなっているのでしょうか。その背景には、日本のレジャー産業が直面した劇的な構造変化と、空間利用の経済合理性が横たわっています。
かつて昭和から平成初期にかけてのボウリング場は、地域のシニア層や熱心なボウラーが集う「サロン的コミュニティ」としての機能を色濃く持っていました。専属プロが常駐し、用品を販売しながら会員と濃密な人間関係を築くビジネスモデルが成立していたのです。しかし、少子高齢化とレジャーの多様化が進むにつれ、施設運営の主軸は「競技型」から「体験・アミューズメント型」へと急速にシフトしました。
ラウンドワンの決算資料やフロア構成の変遷を見ても明らかなように、現在の収益を牽引しているのはクレーンゲームを中心とした大型アミューズメントコーナーや「スポッチャ」です。限られた店舗フロア面積の中で、高度な専門設備と人件費を要するプロショップは、坪あたりの収益効率という観点から厳しい見直しを迫られました。その結果、一般店舗ではスペースを最新プライズゲーム等へ転換し、ショップ機能を広域の中核店へ集約するという合理的な経営判断が下されたわけです。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
以上の実情を踏まえ、ラウンドワンのプロショップを有効活用できるユーザーと、個人経営のプロショップなど外部専門店を選ぶべきユーザーの境界線を明確に提示します。
【ラウンドワンのプロショップ利用が適している人】
- 「マイボールキャンペーン」等を利用し、数千円の低予算で初めての自分専用ボールを作りたいエントリー層
- ハウスボールを卒業し、フックボールの投げ方を一から学びたい脱・初心者
- ラウンドワンボウラーズクラブ会員で、テープやクリーナー、バッグ用ベルトなどの消耗品を安価に入手したい人
- 大手量販店ならではの価格対抗制度を利用して、現行型ボールをお得に購入したい人
【外部のボウリング専門店・ベテランドリラーを推奨する人】
- 投球フォームの軌道や手首の柔軟性、チルト角などを綿密に測定した上で、ミリ単位のドリルレイアウトを組みたい本格競技ボウラー
- ネットオークション等で入手した希少なボールや中古球を持ち込み、複雑なプラグ&再ドリルを依頼したい人
- 自分専任のドリラーと長期的な信頼関係を築き、フォームの成長に合わせてグリップやスパンを微修正していきたい人
【ラウンドワン プロショップ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:他店やネット通販で購入したボールの持ち込みドリルは受け付けてもらえますか?
A1:一部のプロショップ設置店舗で対応していますが、完全予約制であったり、自店購入ボールよりも工賃が割高に設定されていたりします。また、店舗の設備状況や持ち込みボールの状態によっては受け入れを断られる場合もあるため、来店前の事前問い合わせが必須です。
Q2:マイボールキャンペーンで作るボールのドリルにはどれくらい時間がかかりますか?
A2:当日にドリル担当スタッフやプロが在籍しており、作業が混雑していなければ、手の計測から穴あけ完了までおよそ30分〜1時間程度で受け取り可能です。ただし担当スタッフ不在時は預かりとなり、仕上がりまでに数日を要することがあります。
Q3:所属プロボウラーに直接ドリルやボール選びの相談をしたいのですが可能ですか?
A3:可能です。ただしプロは常駐していないため、各店舗に掲示される「プロショップカレンダー」や店舗への電話確認で出勤シフトを把握し、事前に予約枠を押さえて来店することをおすすめします。
Q4:プロショップの営業時間は、ラウンドワンのボウリング場フロアと同じですか?
A4:異なります。ボウリング場フロアが深夜や早朝まで営業している場合でも、プロショップの営業時間は「12:00〜21:00」など日中から夜間のコアタイムに限定されている店舗が大半です。定休日が不定休となっている場合もあるため注意してください。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
ラウンドワンのプロショップに関する「閉鎖」の噂は、全国展開の均一サービスから、大規模拠点への集中化という構造転換が生み出した認識のギャップでした。現在も拠点を絞った店舗群において、最新鋭のドリル機と確かなノウハウを備えたサービスが継続して提供されています。
これからマイボールを手に入れたい初心者にとって、ラウンドワンのキャンペーンや購入時無料ドリルは、国内で最も参入障壁の低い優れた入り口です。一方で、緻密なドリルを求める競技ボウラーであれば、専任プロの出勤日を慎重に見極めるか、街のボウリング専門店との使い分けを検討するのが賢明な選択といえます。自身のボウリングスタイルと目的に合わせ、店舗のリアルな状況を把握した上でスマートにプロショップを活用してください。 (出典: ラウンド ワン プロ ショップ(Yahoo!ニュース))